2011年8月9日火曜日

森下愛子、スポーツ界を語る

森下愛子(写真)という女優をご存知でしょうか。スレンダーな肢体に憂いを帯びた大きな瞳。小悪魔的な役と清純な役を両方こなせる女優でした。代表作は1978年に永島敏行と共演した「サード」。本名吉田佳代、拓郎の奥さんです。月曜10時からの吉田拓郎・坂崎幸之助のオールナイトニッポンゴールドでは、しばしば、拓郎から奥さんネタが披露されます。昨日の話は、森下愛子がスポーツ界を語るようになったという話。
もともとスポーツ音痴で、拓郎が野球やゴルフのTV中継を観ていても全くのってこず、唯一テニス中継で拓郎がお気に入りのウォズニアッキが出て来ると多少のジェラシーの表情を見せる程度だったそうです。ところが、昨年の南アW杯デンマーク戦の遠藤のFKに魅せられ、以来、熱烈なヤットフリークになってしまいました。1点目の本田のFKには反応せずに、遠藤のFKに感動したというのが面白いところです。1年前はオフサイドルールすら知らなかった森下さんが、遠藤の追っかけをするうちにすっかりサッカーに詳しくなり、今では拓郎に解説しながら試合を観ているそうです。得点シーンでは、その前のプレーに遡って、あのディフェンダーがルーズだったなどと解説しているとのこと。たいしたものです。その森下さんが最近はサッカー界を語り、スポーツ界を語り始めました。「なでしこの活躍で女子サッカーの試合に観客が入るようになったのは、今後のサッカー界全体にとって非常にいいこと」「なでしこの国民栄誉賞受賞で選手以外のスタッフまで対象になったのは、スポーツ界としてとても喜ばしい」などなど。1年前はスポーツの話題には全く興味を示さなかった女性が、今はスポーツ界について熱く語っているという変貌ぶりに、「それを惹き起こした遠藤選手は凄い」と拓郎は語っています。「ただし、嫉妬は感じてはいない」とも。
「ウチの奥さんは怖いんだよ」と照れつつも、本当に嬉しそうに奥さんの自慢話をする拓郎。病魔を2人で乗り越えてきた夫婦愛を感じます。

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